未成年の子供がいる夫婦の離婚について

昔に比べると、簡単に離婚する人が増えたような気がしますが、それでも未成年の子供がいる夫婦が離婚するのは今でも簡単ではありません。離婚する時に未成年の子供がいるのといないのとでは大違いと言って良いでしょう。子供がいなければ、夫婦が合意するだけで良いですが、子供がいれば子供の面倒は誰が見るのか、という問題が出てきます。また母親が旧姓に戻って親権者となる場合、母親と子供は一緒に住んでいながら苗字が異なるという事態になります。子供の転校という問題も出てくるかもしれません。これらの問題を一つ一つ解決し、初めて離婚が成立します。

最も争いになりやすい親権について述べさせていただきます。離婚する時は、父か母のどちらかを親権者にしなければなりません。子供が二人いれば二人、三人いれば三人それぞれに親権者を指定します。本来はすべての子供の親権者を同じにすることが望ましいですが、分けられることもしばしばあります。通常は子供の生活を共にするほうを親権者としますが、親権と監護権を分けることもあります。離婚そのものには合意できていても、親権を互いに譲らない場合は協議離婚は成立しませんので、調停を申し立てることになります。調停でも合意できなければ通常は裁判ですが、親権のみ争っている場合は審判で決まります。親権は子供が小さいほど母親が有利ですが、ある程度の年齢になると子供の意思も尊重されます。審判になると、家庭裁判所の調査員により子供に聞き取り調査がなされることもあります。

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